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後遺症・後遺障害について

脊髄損傷

脊髄は中枢神経であり、脳から身体の各部に命令を伝達、逆に感覚器官からの情報を脳に伝達するほか、危険を回避するための反射運動を起こす役割を担っています。

脳と全身を結ぶ神経経路ですので、ここを損傷してしまうと、完全損傷の場合は動くことも感じることもできなくなる麻痺、不完全損傷の場合は機能が一部残りますので、ある程度の運動機能が残る場合もあれば、感覚機能だけしか残らない場合もあります。

また、損傷してしまった箇所から先が機能不全となるため、損傷箇所が上部であるほど障害のレベルは高くなります。

脊髄損傷の主な症状

損傷の部位・程度により、「完全損傷」と「不完全損傷」に分類されます。

「完全損傷」とは、脊髄が横断的に離断して末梢神経への伝達機能が完全に断たれ、四肢・体幹の運動機能が失われます。また、脳へ情報を送ることもできなくなるため、感覚知覚機能も失われます。すなわち、完全麻痺の状態です。

「不完全損傷」とは、脊髄の一部が損傷・圧迫し、一部機能が残存するものを指します。

分類 主な特徴
頚椎捻挫型 むち打ち症と診断されるものの70%〜80%を占めると考えられています。頚部を支える筋肉や靭帯、関節包の断裂など軟部組織の損傷が起こっている状態です。多くの場合は2~3ヶ月で軽快してくるものの、数年間長引くことがあります。
神経根症状型 頚椎のならびに歪みが出来て、神経が圧迫を受ける事により起こります。
脊髄症状型 頸椎の中にある脊髄が損傷したり、下肢に伸びている神経が損傷されて、上肢・下肢のしびれや知覚異常が起こり、歩行障害が現れるようになります。
バレリュー症候群型 血行をつかさどる交感神経が損傷したり、椎間板や筋肉に圧迫され動脈の血流が低下している状態です。症状は頭痛が8割程度、めまいが4割程度を占めており、むち打ち症になってから数ヶ月後に現れるケースもあります。
低髄液圧症候群
(脳脊髄液減少症)
一時的に髄液圧が急上昇し、その圧が下方に伝わって、腰椎の神経根に最も強い圧力がかかり、クモ膜が裂けると考えられています。天候と気圧変化によって症状が変化するのが特徴です。

脊髄損傷はCTやMRIなどの検査で、損傷箇所を確認できますので、主にこれらの検査結果と麻痺の程度と範囲、介護の要不要により、後遺障害等級認定が行われます。

麻痺の程度 ≪高度≫ 障害のある上肢または下肢の運動性・支持性がほとんど失われ、障害のある上肢または下肢の基本動作(上肢においては物を持ち上げて移動させること、下肢においては歩行や立位をとること)ができない程度の麻痺。
≪中等度≫ 障害のある上肢または下肢の運動性・支持性が相当程度失われ、障害のある上肢または下肢の基本動作にかなりの制限があるもの。
≪軽度≫ 障害のある上肢または下肢の運動性・支持性が多少失われており、障害のある上肢または下肢の基本動作を行う際の巧緻性および速度が相当程度失われているもの。
麻痺の範囲 ≪四肢麻痺≫ 両腕両足の麻痺
≪片麻痺≫ 片腕片足の麻痺
≪対麻痺≫ 両腕または両足の麻痺
≪単麻痺≫ 片腕または片足の麻痺
等級区分 ≪1級≫ 生命維持に必要な動作について常に他人の介護を要するもの
≪2級≫ 生命維持に必要な動作について随時介護を要するもの
≪3級≫ 生命維持に必要な動作は可能であるが労務が不可能もの
≪5級≫ きわめて軽易な労務以外が不可能もの
≪7級≫ 軽易な労務以外が不可能もの
≪9級≫ 就労可能な職種の範囲が相当な程度に制限されるもの
≪12級≫ 通常の労務が可能であるが多少の障害を残すもの

脊髄損傷は中枢神経のため、損傷してしまうと現代医学では修復・再生出来ません。また機能回復のための決定的な治療法も確立されてないので、被害者の方は一生不便を強いられてしまうことになってしまいます。

少しでも被害者の方の負担を減らすため、適正な損害賠償を受けましょう。福岡交通事故弁護士ネットがお役に立ちます。

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